安さだけでなく、現場負担まで含めて選ぶ

業務用消耗品は1個あたりの価格だけで比較すると失敗しやすいです。実際には、取り出しやすさ、保管スペース、交換頻度、廃棄しやすさ、スタッフの作業時間まで含めた総コストで見ます。

比較するときの共通基準

  • 容量・入数: 月間使用量に対して多すぎず少なすぎない単位か。
  • 作業性: 取り出し、詰め替え、廃棄、洗浄がスムーズか。
  • 保管性: 棚に収まり、湿気・高温・混同を避けられるか。
  • 品質のばらつき: 薄すぎる、破れやすい、毛羽立つなどの現場不満が出ないか。
  • 再発注性: 同じ商品を継続して買いやすく、代替品も見つけやすいか。

備品別の選定ポイント

ベッドペーパー

ベッド幅より少し広い幅、ロール長、不織布の厚み、オイル施術時の染み込みにくさ。

施術ごとに交換し、オイル量が多いメニューでは防水シーツやタオルを併用します。

フェイスペーパー

肌あたり、穴あき形状、厚み、1枚単価、保管しやすい包装単位。

来店ごとに交換し、湿気を避けて施術室内の取り出しやすい位置に置きます。

ペーパーショーツ・ブラ

サイズ展開、透けにくさ、伸縮性、個包装の有無、入数。

メニュー別に必要サイズを決め、月間来店数から最低在庫を設定します。

マッサージオイル・ジェル

容量、テクスチャ、香り、ポンプ容器の有無、詰め替えやすさ。

小分け容器に移す場合は容器の洗浄・ラベル管理・開封日管理を行います。

ニトリルグローブ・消毒用品

サイズ、粉の有無、アルコール濃度、手荒れしにくさ、補充しやすい容量。

施術内容ごとに使用基準を決め、受付・施術室・バックヤードに分散配置します。

タオル・リネン

吸水性、乾きやすさ、色移りしにくさ、洗濯回数への耐久性。

使用済みと未使用を動線上で混ぜないよう、回収かごと保管棚を分けます。

発注基準の作り方

  1. 1日あたりの使用量を、平日・週末・繁忙期で分けて記録する。
  2. 発注から到着までの日数を確認し、最低在庫を「納期日数分 + 予備」にする。
  3. 月末に廃棄量や余りを見て、翌月の発注量を調整する。