最初に揃える目的を決める

ホテル・民泊の消耗品は、開業時に一度そろえて終わりではありません。来店数、メニュー数、清掃頻度に合わせて補充し続けるため、初回発注の時点で「何を何回分持つか」を決めておきます。

目安は、初回2週間分の営業に必要な量に、納期遅れや急な予約増へ対応する予備を加えることです。

開業・補充チェックリスト

使い捨てスリッパ: 室内利用時の安心感を補い、洗濯や回収の負担を下げます。
歯ブラシ・アメニティ: 宿泊時に忘れ物を補う基本備品で、レビューにも影響します。
個包装シャンプー・ボディソープ: 小規模宿や民泊で詰め替え管理を簡単にできます。
リネン・タオル: 清潔感と快適性の中心で、洗濯回転と予備枚数が重要です。
ゴミ袋・消臭用品: 客室清掃とにおい対策を効率化します。
清掃クロス・ペーパー類: 水回り、デスク、床など場所別の拭き分けに必要です。

発注前に確認する表

備品選ぶ観点現場運用
使い捨てスリッパ厚み、滑りにくさ、個包装、サイズ、客室単価。客室ごとの標準数を決め、清掃カートに予備を積みます。
歯ブラシ・アメニティ個包装、セット内容、品質感、保管サイズ。客室タイプ別の設置数を固定し、補充表で確認します。
個包装シャンプー・ボディソープ容量、香り、包装の開けやすさ、廃棄量。未使用品と開封済みを混ぜず、補充時に浴室の水濡れを拭きます。
リネン・タオル吸水性、乾きやすさ、耐久性、サイズ、色。汚れの強いものを分け、客室数から最低在庫を計算します。
ゴミ袋・消臭用品袋の厚み、容量、消臭剤の使用場所、香りの強さ。退室後すぐ回収し、換気してから消臭・清掃を進めます。
清掃クロス・ペーパー類色分け、吸水性、使い捨て可否、洗濯耐久性。トイレ・浴室・室内で色分けし、使用後の回収袋も分けます。

よくある失敗

  • 単価だけで選び、サイズや素材が現場に合わず使い切れない。
  • 補充担当を決めず、誰かが気づく運用になって欠品する。
  • 未使用品と使用済み品の動線が交差し、清掃や片付けに時間がかかる。