最初に揃える目的を決める
ペットトリミングの消耗品は、開業時に一度そろえて終わりではありません。来店数、メニュー数、清掃頻度に合わせて補充し続けるため、初回発注の時点で「何を何回分持つか」を決めておきます。
目安は、初回2週間分の営業に必要な量に、納期遅れや急な予約増へ対応する予備を加えることです。
開業・補充チェックリスト
ペットシーツ: 待機・移動・ケージ周りの汚れ対策に使い、清掃時間を短縮します。
業務用シャンプー・リンス: サイズや被毛に応じて使用量が多く、仕入れ単価差が出やすい材料です。
タオル: 乾燥前の水分を取るため大量に使い、洗濯回数と作業効率に影響します。
耳掃除用品・爪やすり: 細かなケアで使うため、使い捨てや消毒運用を決めておく必要があります。
消臭・除菌用品: ケージ、床、排水まわりのにおい対策と清掃に使います。
手袋・ゴミ袋: 毛、排泄物、使用済みシーツを扱う場面で必須です。
発注前に確認する表
| 備品 | 選ぶ観点 | 現場運用 |
|---|---|---|
| ペットシーツ | 吸収量、サイズ、薄型か厚型か、廃棄しやすさ。 | ケージ、受付、施術室で置き場を分け、使用後はすぐ廃棄します。 |
| 業務用シャンプー・リンス | 用途表示、希釈可否、容量、香り、ボトルへの詰め替えやすさ。 | 希釈する場合は濃度と作成日を表示し、作り置きしすぎません。 |
| タオル | 吸水性、乾きやすさ、毛離れ、サイズ。 | 体拭き用、床用、ケージ用を分けて洗濯します。 |
| 耳掃除用品・爪やすり | 用途表示、サイズ、持ちやすさ、使い捨て単価。 | 個体ごとの使用後に廃棄または洗浄・消毒し、未使用品と混ぜません。 |
| 消臭・除菌用品 | 使用場所、対象素材、香りの強さ、詰め替え容量。 | ペットが直接触れる場所は表示を確認し、乾燥後に戻します。 |
| 手袋・ゴミ袋 | 破れにくさ、サイズ、袋の厚み、におい漏れしにくさ。 | 水回り、ケージ、受付で回収袋を分け、営業後にまとめて廃棄します。 |
よくある失敗
- 単価だけで選び、サイズや素材が現場に合わず使い切れない。
- 補充担当を決めず、誰かが気づく運用になって欠品する。
- 未使用品と使用済み品の動線が交差し、清掃や片付けに時間がかかる。