安さだけでなく、現場負担まで含めて選ぶ

業務用消耗品は1個あたりの価格だけで比較すると失敗しやすいです。実際には、取り出しやすさ、保管スペース、交換頻度、廃棄しやすさ、スタッフの作業時間まで含めた総コストで見ます。

実質単価を同じ式で比べる

表示価格だけで比べると、送料やポイント、入数の違いで判断を誤ります。台帳には、販売ページを確認した日とあわせて同じ式で残します。

実質単価 = (商品価格 + 送料 - ポイント還元見込み) ÷ 総入数

例: 3,000円 + 送料500円 - 還元300円、100枚入りなら、実質単価は32円です。楽天・Amazon・Yahoo!・業務用通販を同じ式で比べます。

比較するときの共通基準

  • 容量・入数: 月間使用量に対して多すぎず少なすぎない単位か。
  • 作業性: 取り出し、詰め替え、廃棄、洗浄がスムーズか。
  • 保管性: 棚に収まり、湿気・高温・混同を避けられるか。
  • 品質のばらつき: 薄すぎる、破れやすい、毛羽立つなどの現場不満が出ないか。
  • 再発注性: 同じ商品を継続して買いやすく、代替品も見つけやすいか。

備品別の選定ポイント

コピー用紙・印刷用品

用紙サイズ、厚み、白色度、インク互換、保管場所、1枚単価。

月末に残量を確認し、紙・インク・封筒を同じ棚で管理します。

ファイル・保存箱

A4対応、背表紙ラベル、年度別保管、湿気に強い素材。

年度、取引先、用途でラベルを分け、データ保存先も同じ名前に揃えます。

名刺・封筒・発送資材

小ロット、サイズ、厚み、印刷品質、クリックポストなど配送規格への適合。

発送サイズごとに最低在庫を決め、在庫切れ前に補充します。

個人情報保護スタンプ・シュレッダー袋

消し幅、インク補充、紙詰まりしにくさ、処分しやすい袋。

廃棄する書類の置き場を分け、週1回など処理日を決めます。

清掃・除菌用品

用途表示、素材への影響、におい、詰め替えやすさ、収納性。

仕事用スペースの清掃日を決め、家庭用と事業用の購入メモを分けます。

電源タップ・ケーブル類

口数、定格容量、USB有無、ケーブル長、雷ガード、PSE表示。

たこ足配線を避け、機器ごとの用途と購入日を台帳に残します。

発注基準の作り方

  1. 1日あたりの使用量を、平日・週末・繁忙期で分けて記録する。
  2. 発注から到着までの日数を確認し、最低在庫を「納期日数分 + 予備」にする。
  3. 月末に廃棄量や余りを見て、翌月の発注量を調整する。